THE EICHMANN SHOW (アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち)...★4

強制収容所からの生還者らが語るホロコーストの実態を被告席でじっと聞くアイヒマン。クルーが期待するTV映えするリアクションは無く終始無表情。ついには凄惨な記録映像を見せスポットライトをあててアイヒマンの反応を観察。ホロコーストが絶対悪であることに疑問の余地は無い。が、裁判である以上、アイヒマン個人の私的感情、罪悪感の有無ではなくナチスがホロコーストに走った背景・システムそのものに迫る必要があったのではないだろうかと。アイヒマンその人に同情の余地は無いが、映画(裁判)後半の劇的な「演出」って、あれが本当ならどうなんだろう。せめて自身の罪を自覚して死んでいけ、と。この裁判が東京裁判やニュルンベルクと同じとは言わないが、大きな意味での「戦争犯罪」裁判として通底するものはあると思う。観た後いろいろ考えさせられる。
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by hatcho_bori | 2016-04-23 13:08 | 映画 | Comments(0)
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