I, DANIEL BLAKE (わたしは、ダニエル・ブレイク)...★5

東京テアトル優待鑑賞。公開2週目土曜・初回ほぼ満席。感想↓
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妻を失い独り暮らしの大工・ダニエルは心臓病を抱えて就業できず福祉手当で生活する身だがあるきっかけで役所に「就労可能」カテゴリに分類され手当受給の為の就職活動を指導される。舞台であるイギリスは勝手なイメージ的には日本よりも福祉が手厚いイメージだったが本作で描かれる行政事務が実態なら所謂不正受給は皆無になると思えるほどの厳格(過ぎる)対応。自身の生活が危機に瀕する中、たまたま役所の窓口で知り合った親子の境遇に心を痛めてバックアップを始めるダニエルはどこまでも毅然としつつ窮する親子の前では笑顔を絶やさない「余裕」が最高に格好良い。物語が進むにつれて深まる苦悩と、隣人(親子)への無償の愛のコントラストが美しく、終盤は涙腺崩壊の危機に瀕する。エンディングも潔い。
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by hatcho_bori | 2017-03-25 13:53 | 映画 | Comments(0)
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