連日の東京楽天地優待・錦糸町。期待のドゥニ・ヴィルヌーヴ新作。やっぱり良かった〜。感想↓
未知との遭遇ストーリーをドゥニが一体どう料理するのかね?の期待でワクワクしながらの初日鑑賞。いきなり出現のオブジェシップと惑う市民・ミリタリーが集う場所はどこか幻想的で観るものをいきなり異空間に誘う。エイリアンとのコミュニケーターには女性言語学者ルイーズ。彼らの言語を解読する過程とルイーズの人生フラッシュバックを巧みに織り交ぜ、観ている内に彼女の意識世界と自身がシンクロしてくる不思議な感覚。実を言うと予告編でエイリアンをチラ見した時は全く違う内容を想像していたが見事に裏切られた。酸素マスクを脱ぎ捨てたあたりから全く目が離せなくなり、ラストは徐々にシートに沈み込む感じ。良い映画を見た後は人生の『今』が愛おしくなる。