シネマ歌舞伎 喜撰/棒しばり...★4

今月の月一シネマ歌舞伎は旧作で『喜撰・棒しばり』の二本立てで上映時間は80分程の小品。特別興行だが松竹の株主優待が使えるのが大きい...と言うか、『東海道中膝栗毛』『阿弖流為』を鑑賞して完全にハマったので毎月皆勤賞の前提で先月松竹を買い増しした次第。感想↓
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前半は『棒しばり』。事前にネットで筋書きを軽く予習していたが、要らなかったかも?主君は月曜日の生歌舞伎に引き続き大和屋・坂東彌十郎。役者毎に何となくハマる役が分かってきたような?縛られる太郎冠者・次郎冠者は坂東三津五郎と中村勘三郎。酒の盗み飲みを咎められた太郎冠者・次郎冠者が主君の留守中に再び盗み飲みをしないように縛られ自由を奪われた状態でもやっぱり飲みたい・飲んでしまった・楽しくなったと言う単純な話なのだが、名優二人の舞いと酔いの動き・演技がとっても楽しい一方で、ふざけた挙措の裏側にある芸・技術が時折垣間見えて背筋がゾクっと。13年前のアナログ映像リマスターなので画質が落ちるのが玉に瑕ではあるのだが、もう舞台で観ることの出来ない二人の演技が観られるのはシネカブだけ。このパートだけでも必見...と言うか、後半の『喜撰』は「能」系と言うか典雅な踊りが延々続きこちらは個人的には刺さらず。次回は新作『四谷怪談』。9月は生カブ2回も決まっているがますますのめり込みそうな予感...
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by hatcho_bori | 2017-08-16 12:40 | 歌舞伎 | Comments(0)
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