(2回目鑑賞) NEWシネマ歌舞伎 四谷怪談...★3→4

『阿弖流為』に続き同じタイトル2回目鑑賞。次回新作の『め組の喧嘩』は12月に後回し、と。初回鑑賞時、筋のディティールが分からず不満が残ったので今回はネットで情報を収集してからの復習鑑賞。そもそも四谷怪談は忠臣蔵のサイドストーリーと言う大前提基礎知識が欠落していた為分からなかったのも無理は無いのだが...。伊右衛門と一緒に殺人を犯す勘九郎の役回りって?とかとか。改めての感想&雑感↓
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まず「歌舞伎は(筋が)分からなくても楽しめる」と言う人が居るが個人的には違うと思う、と言うか「分かった方がずっと良く楽しめる」と言ったらいいだろうか。松竹がシネマ歌舞伎を製作しているのはコンテンツの二次利用とファンの裾野拡大の両面あると思うが後者に力点を置くならもうちっと分かり易さは欲しい。プログラムにも筋への言及は無いし、増して生の歌舞伎には必ずあるイヤホンガイドも無い上にシネマは舞台を大幅に短縮編集しているので余計にわかりにくくなっている。最近は普通の映画でもバリアフリー上映があるくらいなのでシネカブだってイヤホンガイドつけたって良いと思うのだ。少なくも僕にとってはディティールの知識を入れた上で鑑賞した今回は初見時とは全然印象が変わった。★3から1ノッチ上方修正。伊右衛門=獅童や勘九郎・七之助兄弟の細かな挙措にフォーカス・純粋に演技や雰囲気を楽しむことができるように。普通の映画のネタバレは避けたいが歌舞伎は筋が分かって観ても(分かって観るからこそ)楽しい。取り敢えずシネマ歌舞伎のより詳しい筋書orイヤホンガイドは欲しいよ。なんてことをガラガラの客席で思いつつ。歌舞伎座はいつも大入りなのにね、な思いも有り、『ヤマトタケル』でその辺り再確認したい。
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by hatcho_bori | 2017-10-31 22:59 | 歌舞伎 | Comments(0)
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