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吉例 顔見世大歌舞伎(昼の部)

毎月二度(12月は三度、来年1月は六度?)のお楽しみ。本日は顔見世大歌舞伎、昼の部で。慣れてきて開演30分前ギリの到着、イヤホンガイドピックアップして席でゆっくり筋書を読みながら開演を待つ。至福の時間↓
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染五郎の『鯉つかみ』で口火。舞台上で水を使う「本水」は勿論初体験だが、宙乗り含めてケレンの妙味。鯉の精=実は敵役との二役早変わりでも魅せてくれた染五郎。来年1月の幸四郎襲名前・最後の染五郎での舞台を網膜に焼き付ける。『奥州安達原』の時代、『雪暮夜入谷畦道 直侍(ゆきのゆうべいりやのあぜみち なおざむらい)』の世話と続く三編だがやはり世話好きとしては『畦道』だろうか。会話@蕎麦屋の細かい芸、廓の時蔵クドキがたまらない。染五郎の同じ舞台での早変わりも楽しませてもらったが中村東蔵の老母@安達原→按摩@畦道の変わり身にも度肝を抜かれる。また、安達原の吉右衛門、畦道の菊五郎では「格好良い男」を見せてもらった。あっという間の4時間半。
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今回は1階・東桟敷の8番。やはり桟敷は東の方が花道と正対して観られるので良いな。株主優待だと桟敷は取れないんだよな、と思うと来年2月までのPF戦略どうするか、と。歌舞伎座はこのまま現物で権利取るとして松竹をどうするか迷う。・・・・余談だが花道・スッポン付近の役者に注目する関係で背後の西桟敷・1番のお客さんの顔はどうしても(オペラグラス使ってると特に)見えてしまうが本日そのポジションにいらした方、絶対見覚えあるなと思って記憶を手繰るとシネカブ・阿弖流為で同じポジションに居た人だと思い至る。西桟敷は1番だけじゃなく結構映っちゃうんだよね...
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by hatcho_bori | 2017-11-11 17:01 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
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