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永遠の0…★4

あの小説のボリュームを映画の尺に収める関係上、見せ場=泣かせどころエピソードがかなり「詰め込まれた」感有り。途中半分くらいまでは入り込んで観ていたが、後半は宮部礼賛のテンションが高まりすぎ・つくり手の泣かせる意図が透けて見えて少々食傷気味。そういう意味では「三丁目の夕日」に通じるところあり。年末年始に家族で観るのに無難な選択。本作の場合は、まだ未読なら原作は読まずに鑑賞したほうが楽しめるかも、と思った。一方でVFXは凄く空中戦や軍艦の迫力・臨場感は素晴らしい。日本映画もここまで来たか、と。
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by hatcho_bori | 2013-12-27 17:18 | 映画 | Comments(0)

new kindle paperwhite & 2013 kindle TOP10

paperwhiteを新型に買い替えた。

2012モデルに特に不満があったわけではないが、「ページめくり速度アップ」「バックライトの色むら改善」「ページの白さ改善」等々メリットがありそうだったので。2週間使った感じでは確かに上記3点の改善は実感できるが、(わたしのようなヘビーユーザーでなければ)敢えて買い替えまでするほどでもないかというところ。

プロセッサの改善もよいのだが、本当に欲しいのは「デカいpaperwhite」だ。重くなってもよいのでiPadくらいの大きさにならないものだろうか?小説なら今のサイズで全く問題無いが、やはり図表を多用した本はこのサイズでは読みにくい。文字は拡大できるが図表は拡大が出来ないので。携帯用・自宅用でpaperwhiteを使い分けるのが理想。iPadで読書は眼が疲れるし。

(意味があるのか知らないが)kindle化リクエストもバンバン入れているが、実際にkindle化された際にメールで知らせてくれる場合とそうでない場合があるのは何故だろう。。と言うわけでしつこくkindle化リクを入れていた西村賢太の「歪んだ忌日」もいつの間にかkindle化されていたので早速DL。

巷間パワーダウンと言われているらしい?著者の作品だが、読む度に味が出てくるのが自分は好きだ。まだkindle化されていない初期の名作「暗渠の宿」もあの編集者が居る新潮社なのだが早めにお願いしたいところ。

・・・で、今年のkindleトータルDL数はコミック入れると200冊を軽く超えるがつらつら振り返ると大した本読んでないな。。紙の本はもうほとんど買ってない。媒体で本を選ぶのはそもそも違うのだろうけど。以下順不同の私的2013kindle TOP10。

Life Of Pi・・・出来れば映画を観た後で読んだほうが良いと思う。

How to Win Friends and Influence People・・・恥ずかしながら今迄生きていて未読だった。今でも古くなってないのは凄い、というかだから名著と言われるんだろう。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上・下合本版) (ハヤカワ・ミステリ文庫)・・・これはハマった。(映画は観てない)

桶川ストーカー殺人事件―遺言―・・・傑作ノンフィクション。執念のジャーナリズム。

沈黙の町で・・・いつも通りヤラレた。

凶悪―ある死刑囚の告発―・・・これは映画の前でも後でも良いと思う。

友罪【電子特別版】 (集英社文芸単行本)・・・初めて読んだ著者の本。プロットも展開も小気味よくて他の作品も読みたくなった。

11/22/63: A Novel・・・「らしい」のか「らしくない」のかコアなキングファンじゃないのでわからないが、ケネディ暗殺を絡めた"BACK TO THE FUTURE"。1-2週間徹夜必至。

オレたちバブル入行組・・・やっぱり読んでしまった3部作。売れるのがわかる。

芋虫 (ビームコミックス)・・・映画「キャタピラー」同様、乱歩の原作に忠実なのだが、この絵柄と話のマッチングが素晴らしいこと。iPadで何度読んだことか。
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by hatcho_bori | 2013-12-15 15:25 | 読書 | Comments(0)

GRAVITY (ゼロ・グラビティ)…★5

パニック・ドタバタムービーと思っていたが始まってすぐその予想は裏切られる。宇宙空間に浮かぶ塵のような存在=人間と、頭上に拡がり時々刻々その表情を変える地球の圧倒的美とのコントラスト。漆黒に呑み込まれ遭難したサンドラ・ブロックの震えるような恐怖に観ていてあっという間に同期。宇宙・無重力の映像美もさることながら真空の無音・通信の会話など音で感じる臨場感も特筆もの。映画の枠におさめる為にストーリーに多少のご都合主義はあるもののこれ以上の宇宙疑似体験が出来る映画はかつて無かったのでは。ラストは薄らと涙。傑作。
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by hatcho_bori | 2013-12-14 15:57 | 映画 | Comments(0)

清須会議…★2

織田信長の跡目を決める会議の話なのでどう考えても面白くなるはずも無いのだがやっぱりつまらなかった、ということ。キレのあるギャグ・トークも散見されるものの、長い尺でずっとひきつけるだけの力は無く何とも冗長な出来。この題材ではどんなキャストでも。。
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by hatcho_bori | 2013-12-04 23:01 | 映画 | Comments(0)

CAPTAIN PHILLIPS (キャプテン・フィリップス)…★5

主役は文句無く海賊=ソマリア人。トム・ハンクスは良いが、正直「リアルに普通なおじさん」であった。緊張感を極限まで高めているのは海賊のほう。あの顔・体・眼・喋り方。どう見ても「本物」。画面からほとばしる富める者・国への怒り、貧困への怒り。盗むのが当然、という傲然。彼らの蛮行は眼に余る酷さだが理不尽の一言で片付けられぬ貧しき者のリアリティが胸に迫る。強富国アメリカの象徴の如きトム・ハンクスが終盤は彼らの引き立て役に見えて来る。ダレるところ一切無し。極限ヒーローものと思って観に行き良い意味で裏切られた。
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by hatcho_bori | 2013-12-02 22:45 | 映画 | Comments(0)