今週から復帰。ゾンビ映画なのにR指定無し?と鑑賞前には思ったが、よく観ているとこのテの映画でありがちなグロい描写が意識的に避けられていることがわかる。例えばゾンビーに止めを刺すところとかは巧みにフレームアウトして見せないようにしている。まあキャストや予算から考えれば広く観せるために当然かもしれないが、、かと言って怖くないかというとそんな事は無い。ゾンビーのスピード感が半端でなく凄いのだ。あのゆっくりゆっくり歩いてくるゾンビーのイメージで行くと(良い意味で)裏切られる。速いゾンビーがこんなに怖いとは。人間の「濁流」も初めて観たがこちらも大迫力。ラストの展開はすぐ読めてしまうし、辻褄合わせ感もあるが映像の迫力とゾンビーの疾走感から来る怖さは2時間は十分に持続する。