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二月大歌舞伎(夜の部・偶数日)

二ヶ月続いた襲名披露興行も昨日で終わり。名残惜しや。夜の部は一回見物済みだが、仮名手本の七段目、寺岡平右衛門・遊女お軽が奇数日は仁左衛門・玉三郎(以下敬称略)、偶数日は海老蔵・菊之助と言うことで両方見物させる松竹の巧さ。感想↓
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昨日のポジションは二階桟敷なんだけど初めて座る後方桟敷で二等席。直前まで待ってれば前の桟敷も取れたんだけどまあ仕方ない。思ったよりも舞台は良く見えて一等と¥5000差ならまあ納得かな。
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『熊谷陣屋』はシネカブ1回+生2回見物でディティールを楽しめるレベル。制札の見得とか見所・タイミングも分かってくるし。ネタバレでも楽しめるのが歌舞伎。『仮名手本』は去年五・六段目で勘平の最後まで見届けているので七段目の流れにはすんなり入っていける。仁左衛門・玉三郎の人間国宝コンビも素晴らしかったが海老蔵・菊之助の美しさはこの世のものとも思えぬ...はちょっと大げさかもしれないが浮世絵がそのまま動き出したよう。菊之助お軽の可憐さ。海老蔵平右衛門との遣り取りはこのまま終わってほしく無い...と思える程だったがラスト・白鸚由良之助再び登場で現世に引き戻される。江戸じゃなくここは東京だった。またもタイムスリップした一夜。
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by hatcho_bori | 2018-02-25 15:19 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
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