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空飛ぶタイヤ...★4

アップが遅れたけれど三越劇場に続き、連日松竹優待使用。奥さんとちょっと楽しみだった『空飛ぶタイヤ』。期待通りの出来。松竹やるじゃん。感想↓
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原作は二回読んでいるので筋は頭に入っているがそれでも2時間楽しめた。あのボリュームを良くこの尺に収めたなと。

中小企業の悲哀を一身に背負う赤松社長はTOKIO長瀬のイメージと違うのではと思っていたが蓋を開けてみると堂々の社長ぶり。二代目社長を支える番頭専務(笹野高史)と息もピッタリ。

加えて奥さんも素敵すぎると言っていたディーンフジオカ=ホープ自動車の交渉窓口課長と、ホープ自動車の適当追加融資要請を自身の意思で受け流すホープ銀行マン(高橋一生)で構成するメイントリオの心理描写をテンポよく描きラストのカタルシスまで一気に走り切る。最後は分かっていてもウルウル来たよ。

原作のボリュームを考えると最近ありがちな前編・後編で分けて上映する手もあったと思うけど、食い足りない部分はほぼ無くこれなら一本で満足かな。

このくらいの出来なら他の池井戸作品も映画化して欲しいな。



by hatcho_bori | 2018-06-26 18:50 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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