松竹・歌舞伎座の演劇優待・8月分は納涼歌舞伎@歌舞伎座。同じシステムを使っている為だと思うけど、松竹が10時予約開始、歌舞伎座は同日12時から。続き↓
松竹・歌舞伎座両方の演劇優待権利をとって今回初めて予約可能な演目が重なった。7月はエビさんなので歌舞伎座で2,000株とか松竹で1,000以上持ってないと割当は無いんだろうな。web松竹で実質完売しているし。
納涼歌舞伎は一日三回転なので順当に両銘柄より割当有り。で、どちらの枠も希望の日程で予約が出来た。思えば去年の初生歌舞伎も納涼歌舞伎。一年早いね。
これでどんな演劇割当があるか大体分かったので、歌舞伎を株主優待で見物したい方のご参考まで利回り計算。
まずは9661歌舞伎座。1,000株権利前提。
優待は6,8月と後は9,11月。全て一等席で8月のみ¥15,000。残りは¥18,000なのでトータル¥69,000。8月権利分も12月は一日三部制なので一年分は単純に二倍にして¥138,000。配当が¥5,000/年だから先週金曜の終値¥5,810で1,000株買ったとすると利回りは2.46%。
次に9601松竹。500株権利前提。
500株で権利を取って優待はこれまでのところ6月新派¥9,000、7月の新喜劇が¥12,000(一等席)。後は8月が歌舞伎座一等席で¥15,000、残りは11月なので一応歌舞伎座一等席と仮定すると¥18,000で演劇優待半期で¥54,000、二倍で¥108,000。映画優待は年間560Pで10P1=1回観られるので10P=¥1,500でカウントすると¥84,000。配当は40円で計算して¥20,000。金曜の終値¥16,030で500株買ったとすると利回り2.64%。
演劇の割当で歌舞伎が増えると利回りは良くなるが同じ歌舞伎でも浅草とか新橋の割当(単価安め)もあるだろうからまあこんなもんでしょう。
....と言うことで松竹・歌舞伎座とも優待利回りパフォーマンスは大体同じくらい。
映画優待を一回¥1,500でカウントしたけど、シネマ歌舞伎(¥2,100)にも使えるので、夫婦でシネマ歌舞伎にも良く行くよと言う場合は松竹のバリューはもっと上がる。が、私の場合は歌舞伎座で歌舞伎が確定している歌舞伎座の方かな、買い増すとしたら。歌舞伎座はクロスもほぼ出来ないようでもあるし。
配当含めて4%以上、と言う桐谷さん基準には到底及ばない「割高」な二銘柄だけど、歌舞伎の唯一性プレミアムを考えるとこんなもんかとも思う。加えて松竹歌舞伎会ゴールド会員より早く予約もできるのも実は大きなメリット。
リートで税引後4%利回りを目指す一方でこういう銘柄を長期保有するアンビバレンツ。