秀山祭九月大歌舞伎(昼の部)

歌舞伎座の優待で見物。

優待で確保するのは大体このあたりの席。両隣はほぼ株主なので何となく気になっちゃうのだが隣のご婦人はほぼ半分寝てたかな。。

投資のモトを取らないと!みたいな感じで血走ってる感が前面に出ている人には余りお目にかかったことが無い。やはり余裕がある人が保有する銘柄か。続き↓
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<祇園祭礼信仰記 金閣寺> 11:00-12:39

時代物。天下取りを目指す松永大膳(尾上松緑)は「国崩し」=国盗りの野心を持ち「大きさ」「色気」が求められる役だそうだが、ここはハマり役。

大膳を討つ意思を秘めた此下東吉(史実の羽柴秀吉)は中村梅玉丈だから、バランス的にはちょっと重めかな?木登りしたり要は「サル」的な役回りもあるし。でもまあ違和感までは無いか。

金閣寺に立て籠もり時節を窺う大膳が幽閉する雪姫(中村児太郎)がもう一人のキーキャラで所謂歌舞伎の三姫。雪姫はあの雪舟の孫という設定で、縄で縛られていても降り積もる桜吹雪の花びらで鼠の絵を描いたら何と絵が本物に化けて縄を食いちぎってくれたと言う何とも歌舞伎らしい演出(爪先鼠)でクライマックス。

児太郎の父・福助が五年の病欠を経て討たれた将軍の生母役で復帰、金閣寺のELVセリ下げで(ほんのちょっとだけど)登場した時は拍手喝采。

ラストの絵面の極まり方と言い、派手さで「見物したなあ」な満足感・満腹感ある演目。

総合評価・・・★4

<鬼揃紅葉狩> 13:09-14:03

珍しく幸四郎のお兄さんが女性(鬼だけど)でメインを張る所作事。中村錦之助・隼人のハンサム親子を艶やかな舞と酒で酔わせて転寝させるがここでは襲わず、後半鬼女の姿を現してからの立ち回り。

幸四郎のお兄さんの女形もだけど悪役・鬼隈取りも初めて見たので新鮮。ただ序盤間延びして少々眠たし。

総合評価・・・★3
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<天衣粉上野初花 河内山> 14:18-15:53

黙阿弥の代表作に人間国宝と来ればご馳走以外の何物でも無い...筈だったんだけど、少々風邪気味の為直前に服用したパブロンの効き目で睡魔が...。

黙阿弥の台詞の妙が、、、吉右衛門先生、歌舞伎初心者には若干聞き取りずらし?睡魔のせいもあり。

質屋に行って木刀で五十両貸せと言い出す序幕から、徹底的に図々しい因業爺=吉右衛門丈なのだけど、そんな中でもそこはかとなく「品」を感じさせるところがキモなんだろうね、多分。

質屋の娘で武家に奉公に出ている藤を、わがまま主(あるじ)の幸四郎お兄さんが見染めて妾にしようとするのを断ると幽閉(笑)。救い出してやるからと質屋に二百両を要求、高僧に化けて武家に乗り込み、まんまと幸四郎以下を騙して娘を救出した挙句、金子までせしめる。

去り際には「ばぁかめ!」と捨て台詞のやりたい・言いたい放題。これが江戸庶民には何とも痛快だったらしいのだけど、、繰り返しになるけど台詞がバチっと入って来ればもうちっと楽しめたかも。

次回は体調万全時に見物したし。

総合評価・・・(今回は)★3
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by hatcho_bori | 2018-09-15 17:45 | 演劇株主優待 | Trackback | Comments(0)
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