平成中村座 十一月大歌舞伎(夜の部)

「平成」だから今年が最後なのかな。平成中村座、シネマ歌舞伎で「め組の喧嘩」「法界坊」観てたけど現地現物は初めて。ワクワクしつつ浅草寺境内仮設小屋辿り着くまで混んでて大汗。

通路や靴脱ぎ(仮設場内は土禁)も混んでて、イヤホンガイド・筋書ゲットも一苦労。余裕を持って現地に到着すべし。続き↓
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入った瞬間、「狭!!」。歌舞伎座に慣れてるので凄く小さく感じる。二階・東側(竹席)だったんだけど西側・対面近いよ...。

ここまで舞台・花道が近いと双眼鏡も要らないかも。「江戸時代の芝居小屋を再現した」って正にその通り。席の間隔はその分近くてギューギューだから楽な格好で行った方が良い。↓松席に至っては座椅子で足も伸ばせないから。
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<弥栄芝居賑(いやさかえしばいのにぎわい)>
最初の演目、30分は口上、ご挨拶。勘太郎&次男君(長三郎)も登壇。次男君は飽きちゃって大変で父さんに気合入れられてたのはご愛嬌。五歳だからね。

最初の演目は、勘三郎さんの追善興行と言うことで出演者皆が挨拶。中村一門はじめ、こんなに近くで見ちゃうの初めてなのと、口上聞きながら「映画 中村勘三郎」で父の死直後の口上を思い出しうっすら涙。世代から世代へ、ってフレーズに最近弱し。

ラスト10分は在りし日の勘三郎さんの映像鑑賞。

芸は引き継がれていく。

総合評価・・・★3

<舞鶴五條橋(ぶかくごじょうばし)>
京都五條橋での牛若丸・弁慶の出会いを描く舞踊。

これも牛若=勘太郎、弁慶=パパ勘九郎の組み合わせで「芸の継承」なんだけど、七歳・勘太郎の牛若・パパ弁慶の立ち回りが間合い・呼吸が絶妙で嬉しい。第一場、母・常盤御前(中村扇雀)との掛け合い見てて大丈夫かなあ...と若干心配になったがパパとの絡みになって生き生き。この子の成長を見る楽しみ。十年後、二十年後にどうなってるか。その頃、自分は?とか考えるのも楽しみ。

弁慶引っ込みは飛び六方じゃなく花道七三でやる「六法」だけ。「飛び六方」は勧進帳だけなのかなあ。とは言え勘九郎=弁慶、かっこ良し!追善にふさわしい素敵な演目だった。

総合評価・・・★4

<仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場>
仮名手本の七段目、二月の高麗屋襲名披露で二回見物済みなので今年三回目。

同じ演目を何回見物しても楽しめるのが歌舞伎。寺岡平右衛門・お軽の兄妹を一回目:仁左衛門・玉三郎、二回目:海老蔵・菊之助、そして今回は勘九郎・七之助で見物できたので今年はもう満足です。(注:二月大歌舞伎、夜の部奇数日偶数日

大星由良之助が白鸚→芝翫、憎い敵役の九太夫は亀蔵になっていて前回歌舞伎座の時よりはずっとポップな?七段目。

最後、お軽のクドき・最高の見せ場で上空のヘリコプターの音がモロに入って来る仮設小屋ならではのアクシデントもあったがそれはそれとしてやっぱり、役者さんに近いと臨場感・迫力が違う。セコい話だけど、私の竹席でも¥14,500で仮設にしてはちと高い?と思ってたがこのキャパ・近さであれば高くない。歌舞伎座や新橋演舞場とは違う歌舞伎体験。

仮設小屋芝居、来年もあるなら行ってみたい。(まだ、昼の部が残ってるけどね)

総合評価・・・★4
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by hatcho_bori | 2018-11-02 23:49 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
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