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吉例 顔見世大歌舞伎(昼の部)

今月は顔見世なんで櫓が立っている。一年早いなあ。歌舞伎座の優待割当。感想等↓
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ポジションは2階席、下手の最前列、花道直上で見やすくて良い。贅沢言うともうちっと真ん中寄りが良いのだけれど最前列だし文句は言えぬ。

端席は競り負けて端から二番目。競り勝った方が隣、やはり予約は固定回線orWiFiでやりたいところ。一瞬・タッチの差だからねー
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<お江戸みやげ>
分かり易い台詞劇でこれもイヤホンガイドは不要な感じ。

又五郎丈・時蔵丈の田舎のおばちゃん役、息子・梅枝丈の立役(と言うか女形役者役)が新鮮。

吝嗇で銭勘定ばかりしているお辻(時蔵)がたまたま見物した芝居に出ていた役者(梅枝)に惚れ込み、役者と夫婦になりたい娘(右近)を添わせてやるべく結城紬行商して稼いだ大枚十三両を酒の勢いも手伝い剛毅に抛つ。

おばちゃんから役者に惚れて少女のように変化する時蔵丈が抜群。

総合評価・・・★4
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<素襖落(すおうおとし)>
松羽目物舞踊。大酔する太郎冠者に松緑丈。『棒しばり』もそうだけどデカい盃でお酒を美味そうに飲み干す「型」まであるのね。

後半素襖の取り合いに行く前の松緑語りのシーンでは若干眠くなったのは昼飯後・舞踊のお約束か(苦笑)

総合評価・・・★3
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<十六夜清心>
本日のメインディッシュ。この演目では時蔵丈、艶やかな遊女・十六夜。右近さんは清元名曲で十六夜の心情を熱唱する二刀流デビュー(『お江戸みやげ』では女形で梅枝丈の恋人役)。

十六夜と恋に落ちた所化・清心(菊五郎)は、道ならぬ恋露顕で寺から放逐。十六夜の方も清心の子を宿し廓に居られず飛び出した挙句、川縁で再会した二人は心中を試みるが二人とも助かってしまう。

十六夜は馴染み客(吉右衛門)の釣船で助け上げられる一方で清心の方は泳ぎに覚えがあり。吉右衛門丈のどっしり余裕が舞台に安定感を与える。

清心、五十両の大枚を懐にした小姓(梅枝)と流れ着いた川縁で出会い、このお銭があれば十六夜の供養も出来ると出来心、争いの末に小姓を殺めてしまう。

小姓との割台詞(と言う言葉を初めてイヤホンガイドで知る)。「ひとり殺すも千人殺すも取られる首はたったひとつ」と言い放つ清心の決め台詞の格好良さ。これぞ黙阿弥の真骨頂の後は世話だんまりで絵面も決まって幕。バランス良しの昼の部。

総合評価・・・★4
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by hatcho_bori | 2018-11-10 16:29 | 演劇株主優待 | Trackback | Comments(0)
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