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初春歌舞伎公演(夜の部)

今年二回目の歌舞伎見物は演舞場で成田屋。流石の昼・夜前日ソールドアウト。夜の部は四演目だけどその内二演目は昨年見物済。歌舞伎はネタバレしても楽しめるし、何回同じ演目を見物しても楽しめるもの(の筈)なんだけど、やっぱり比べて優劣考えちゃうね...。続き↓
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東桟敷、舞台から一番遠いとこ。まあまあの席。4演目で3回休憩、歌舞伎座より30分早い1600スタートで2110終演の長丁場。ちょっと間延びたか?

<鳴神>
一本目は歌舞伎十八番、「鳴神」。去年の團菊祭で通しで見物済の演目。約束を守らない天皇に怒った鳴神上人(右團次)が竜神を滝壺に封じ込めたことで世は大旱魃に。朝廷の密命を帯びた雲の絶間姫(児太郎)が鳴神上人を誘惑・堕落・破戒させて竜神を解き放つと言う話。

この本来はやっちゃいけない破戒行為を働く僧侶系の話はよくあるパターンだけど歌舞伎独特の滑稽味が合って好き。...で、去年の團菊では当然、海老蔵が鳴神上人、絶間姫=菊之助と言う夢のような組み合わせ。今回は絶間姫=児太郎はいいとして鳴神上人=右團次はどうよ。

鳴神上人が姫の胸元に手を入れて感想を語るとか、歌舞伎には珍しくエロっぽい下りがある演目で、海老・菊コンビは流石に爽やかに・楽しく演じ切っていたが右團次さんのそのシーン...。やめとこう。

騙されたと知った後は荒ぶって荒事に行く正に十八番。本当は海老蔵で見たかったけど全部に出てたら流石に過労死しちゃうか。

総合評価・・・★3

<牡丹花十一代>
舞踊。お約束の一姫二太郎ご挨拶。お子様二人の出に万雷の拍手。お父さんも大変だ...

総合評価・・・★3(歌舞伎はフェス)

<俊寛>
この演目は去年九月の秀山祭で見物済。俊寛は平家転覆の謀議を企てた科で絶海の喜界島に島流しになって三年。ボロボロになって赦免船を待っているところ。

九月は俊寛=吉右衛門、一緒に流された二人を菊之助・錦之介。この二人の内、「様子のいい方」=菊之助と恋仲になる地元の海女が居て将来を誓い合い俊寛も祝福するが遂に来た赦免船に海女は乗せてもらえずここで悶着。

・・・と言うことで海女が重要な役回りなんだけど秀山祭は海女役=雀右衛門。お×チャンやん...と思ってはイカンのだが吉右衛門絶望・絶品熱演の一方でちょっと気にはなった。が、今回は海女=児太郎でこれは当然良い感じなるも海老蔵俊寛はどうか。初役だって。

何せ三年目でやっとこさ来た赦免船の自分の席を海女に譲って絶望の淵から船を見送る「悲しみの深さ」はやはり人間国宝に一日の長がありましたな?まあ悪くは無いけどね。

総合評価・・・★3

<春興鏡獅子>
ようやくラスト...。海老蔵前シテで女形は見慣れないせいかややゴツ目。お疲れ?のせいか扇子落下のシーンもあってどうなることやらと思ったが後シテ・獅子の精の迫力・押し出し・ザ歌舞伎で一気に挽回、猛り狂う獅子で見せ場を作り豪快な毛振りで〆。

四演目は疲れたが終わりよければ、と。

総合評価・・・★3.5
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by hatcho_bori | 2019-01-13 12:14 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
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