一年ぶりの三越劇場に今回は奥さんと。今更恥ずかしいが「新派」って歌舞伎=旧派に対しての「新派」だそう。吉田修一の『国宝』を読んで初めて知った次第。河合雪之丞さんも歌舞伎からの転向。「男性とは思えない」は奥さんの弁。続き↓
今回は二階席、二列目。お席の値段は全て9000円均一。小さなシアターなので肉眼でも十分だけどやっぱりもそっと近い方が良いかな。優待では舞台に近い席の設定無し(当然だが)。
ストーリーは、昭和30年代銀座の一流クラブ「リスボン」のマダム・葉子=河合雪之丞と、新しく銀座に京都風のバーを構えたお菊=篠井英介の両女形対決、散る火花。ちょっと笑いもありでマアマアかな。奥さんは舟漕いでたが私にはあっという間の2時間。このシアターの雰囲気にぴったりのお芝居。たまにはこう言うのも良いね。
前回も思ったけど河合雪之丞さんがお綺麗。八月の演舞場でもお目にかかれる。