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七月大歌舞伎(昼の部) 『外郎売』を見物して来た

...世の中的にはオリンピックのチケットどーやって買うか(当てるか)が話題らしいがオリンピックもラグビーW杯もどっちも興味無く、團十郎襲名興行チケットいいとこ買えるかなだけが私的2020の悩み。

七月大歌舞伎はやはりカンカンくん登場の『外郎売』がある昼の部が人気でチケ松は早々にsold out。優待の設定日も少な目だったので優待見物は夜の部にして昼の部は購入。(現時点では夜の部含めてsold out)

東銀座駅の改札を出ると早速お出迎え↓。続き↓
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こちら側は海老蔵。昼の部でこれやって夜の部は十三役早変わりだから本当に大変。(休演日はあるものの)これをぶっ続けで二十五日間やり続けるのは本当に凄いと思う。
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除幕は『高時』。

鎌倉幕府執権として権勢を振るい、横暴三昧の北条高時=右團次。その高時が天狗軍団に誑かされて一緒にラインダンス、そして誑かされたことに最後気付いて...と言う奇想天外。

天覧歌舞伎で上演され、明治天皇からも「面白し」のお言葉を頂いた逸話はイヤホンガイドネタだけど、暴君をからかう趣向がちょっと変わっていて楽しい狂言。
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『西郷と豚姫』は西郷隆盛=錦之助と、西郷に思いを寄せる中居・お玉=獅童の純愛話。

獅童丈の女形は去年の納涼歌舞伎、お熊で超笑ったので期待したがこちらお玉は至って真面目、と言うか純一辺倒と言うことでこれじゃ獅童じゃなくても良かったんじゃないか?な思いも。筋書読んでたので笑いに振った話じゃないことは分かってはいたんだけど。

梅丸くんと昼夜出ずっぱり児太郎丈の可憐妖艶な花魁が救いか。
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『素襖落(すおうおとし)』は去年の十一月・吉例顔見世で見てる。で、やっぱりその時同様、「ものがたり」の下りで眠くなった笑。

大酔した太郎冠者が魅せる踊りの楽しさ・面白さにイマイチのっていけてない感。十八番だからこれから何度も見るのだろうけれど回数こなすと印象変わってくるかな?
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....で、お楽しみの『外郎売』。これも曽我物のバリエーションだったんだね。よって外郎売、実は曽我五郎、祐経=梅玉を仇と狙うの構図、なんだけどはっきり言ってそんなことはどうでも良い。

花道に親子登場の時点から涙腺が緩み、海老蔵が「(貴甘坊=勸玄は)歌舞伎の道に進む」の名乗りを上げるところでもう行けません...。外郎売扮装の二人は神々しいまでの格好よさ。よっしゃ、この子が五郎役やるまで俺は観続けるぞとか意味もなく力む。それより團十郎・海老蔵で舞台に立つのは何時?とか。

そう、歌舞伎は続いて行く。

勸玄くんの外郎売口上早口言葉言立ては会場水を打っててそれは勿論見事だったのだけれど、後ろに立つ父・海老蔵丈の表情も良かったな。安心感も垣間見え。歌舞伎は今後五、六十年は安泰じゃないか。

(演者にとって)ハードな夜の部、私の見物日はまだ少し先なので、健康に気をつけていただきたいとひたすら願う。

by hatcho_bori | 2019-07-10 21:08 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
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