納涼歌舞伎、第三部を松竹優待で奥さんと。
雪之丞=玉三郎が、師匠菊之丞=中車、先輩役者=七之助と芸道に精進する傍、両親を死に追いやった仇・土部三斎=中車をいつの日か討ち取ることを胸に秘める。
玉三郎演出で映像と舞台の融合、と言うことで実写映像を多用。納涼歌舞伎で歌舞伎初心者を意識・分かり易さを追求したのかもしれないけど個人的には(固いこと言うと)歌舞伎は役者の演技で表現すべきでは→(意地悪く言うと)手抜き感も。
南座でやってる中村獅童・超歌舞伎に至ってはバーチャル初音ミクと共演だから映像多用も慣れてくるとこれもいいなになるかも、だけど。
ラストの舞踊は祝祭感満点で終わり良ければ全て良しか。