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五月文楽公演は三部から

大阪遠征時は一部〜三部通しで観ますが、東京公演はホームゲームなので観劇日を分けて。お尻が痛くならないよう。江戸入りした日に先にプログラムも買っちゃって自宅にて予習のルーティン。歌舞伎見物よりも文楽の方にトキメキを感じてしまう今日この頃。

で、第三部『桂川連理柵』からなんだけど、この演目は一昨年12月に初めて観劇・感激した文楽演目。

クライマックス:帯屋の段、洟垂れ丁稚長吉と主人公長右衛門弟・儀兵衛の掛け合いの「前」がやっぱり面白い。前回は織太夫で今回は呂勢太夫。久々笑かして頂きました。後半は前回は藤太夫、今回は呂太夫。呂太夫は切語りに昇格したので今回は「後」ではなくプログラムも「切」表記。だからって内容が変わるわけじゃないと思うんだけど。

今回も呂太夫パート、弟子の亘太夫がお茶出し・片付け、語っているのを横でじっと勉強、の構図。師匠が切語りになると語っている間に横に弟子がつくって言うヒエラルキーなのかな?

閑話休題で呂太夫の切、気持ち大人しめと言うか抑えめな語りだったような。調子悪い?そう言う演目だっけ。まぁチャリ場の後の「シンミリ場」でもあるしね。

意地悪婆さん・おとせ、理解ある父・繁斎、理解ありすぎる妻・絹と脇もキャラが揃って楽しい世話物。なんだけど日曜夜とは言え、真ん中ブロック、4-5列あたりも空席多し。何で?
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by hatcho_bori | 2022-05-23 08:49 | 文楽 | Trackback | Comments(0)
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