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今年は夜の部17時から@初春歌舞伎公演

昼の部は15:05終わりで夜の部は17時スタートだから昼夜通しで見物する人は時間が空いちゃって大変?ただ筋書読んで気付いたけど梅玉さんは昼の部歌舞伎座で夜の部こっちだからそう言うのも考慮したのかなあ?

一幕目は「め組の喧嘩」。シネマ歌舞伎で鳶頭・勘三郎丈バージョン2回鑑賞、去年の5月に菊五郎丈バージョン1回見物。

鳶頭と反目する力士の方が「悪」みたいなイメージ持ってたんだけどイヤホンガイド解説で「両者は立場が違うだけで勧善懲悪ではない」と言う解説聴いてなるほど、と。

菊五郎丈のドッシリした頭(カシラ)も大好きだけど、役と実年齢が近い海老蔵の頭もカッコ良くていい。今回は最後に喧嘩を仲裁する鳶頭兄貴分焚出し喜三郎=梅玉の宅内場面が追加されたロングバージョンで鳶頭の「決意」が良く分かった。勿論、息子・又八と実の親子共演も鉄板の演出。

「雪月花三景」の群舞で華やかな打ち出し。これで一月6ステージ中4ステージ終了。
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by hatcho_bori | 2020-01-19 10:06 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)

浅草公会堂で昼夜通し@新春浅草歌舞伎(第2部)

平日行ける日がこの日しかなくて第1部に続いて2部も見物。Blogが漸く追いつく。浅草夜の部は1830までで歌舞伎座昼夜通しよりはラク。

たまたま当日が浅草地元の方の総見で、芸妓さんがお出迎え+前列観劇で花を添える。良い雰囲気。席も1部とは違い花横のグレイトなポジション。

演目は『絵本太功記 尼ヶ崎閑居の場』でこれは自分は二度目。今回は武智光秀に中村歌昇を起用。主役級で観るのは初めてだな。息子武将役・隼人は大活躍。歌舞伎座で大きな役が付くのはもう少し先かもだけど、華があるのでこの人にどんな役が付くのかが毎年浅草の楽しみ。

中村歌昇は私の中では赤っ面、1部・寺子屋の敵役・春藤玄蕃が正にイメージぴったりのお役、と言うかまだそう言う役しか付かない位置付け。だから今回の武智は絶好のアピール機会と言うことで気合い・気迫を感じた。その気迫が武智光秀の役柄とマッチしていて狂言の出来が良くなった感じ。

キリの演目は『仮名手本七段目 一力茶屋』でこれは自分は四度目。松也の大星由良之助は勿論だけど、もう一人注目は今回舞踊以外で女形フル出場の米吉=お軽。寺子屋で塾頭女将でチョイ老け、絵本太功記では赤姫(これはいつものやつだけど)、七段目で遊女と言うバリエーション。色んな役やれますよと。

坂東巳之助=寺岡平右衛門はお軽の兄役でこの場面では足軽で討入最後のメンバーに滑り込む重要なお役。ちょっと気になったのはお年玉挨拶、なんか嫌々やってないかい?笑

...まあ何にせよ何度見物しても楽しい七段目。大酔状態からしっかり復活・憎らしい敵役を最後にしっかり懲らしめる分かりやすさ・由良之助の格好良さと言い、仇討ちに燃える兄・夫を思う妹二人の一途な心が報われる幕切れの気持ち良さと言い。

朝から歌舞伎漬けで気分はすっかり江戸時代、駕籠に乗って帰宅したい気分になったよ。通しで見物も「世界」に浸れていいもんだ。
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by hatcho_bori | 2020-01-17 06:43 | 演劇株主優待 | Trackback | Comments(0)

松竹の演劇事業不振が気になるけど今年も新春浅草歌舞伎(第1部)

今年の新春浅草歌舞伎は松竹の優待で見物。割当日が平日しかなく仕事調整してやってきたんだけど同日発表の松竹決算受けて本日は暴落...。前日終値16650から一時15500と1150円も下げて終値15660。

決算そのものは下方修正した訳でもなく映画業界好調なのにこの程度?の失望売りなんだと思うんだけど中身的には2Qから気になってた演劇事業の不振がいよいよ深刻で3Qは何と赤字。セグメント利益はこの3年コンスタントに利益率7-10%出てたのに今年は1Qから利益激減してるのは何故なんだろう。

一昨年11月に再開場した南座が今期はフル寄与してるのに演劇部門売上も昨年比微減とはこれ如何に。3Qは台風で二日休演あったけど赤字になるほどか?4Qはナウシカのディレイビューイングまであるから昨年比少しはプラスになるかな?減益理由が良く分かんなくてちょっと心配。

...と言うことで長くなったけど個人的に3回目の新春浅草歌舞伎。第1部はこれで4回目の見物になる『菅原伝授手習鑑 寺子屋』と舞踊『花の蘭平』『茶壺』。

今回の浅草歌舞伎は松也が寺子屋・松王丸、仮名手本・大星由良之助にW初役挑戦するのが見所。寺子屋塾頭・武部源蔵が隼人だったり、源蔵女房・戸浪が米吉だったりとフレッシュな顔合わせ。歌舞伎って実年齢よりもずうっと下の年齢の役をやることが多いので、こう言う逆パターンは新鮮だなと。(我が子の首を忠義のために差し出す『寺子屋』のストーリーそのものは好きじゃないけど)

米吉くんと言えば恒例の冒頭・お年玉挨拶。米吉挨拶は2回目なんだけどやっぱり話がうまい。佐藤健のLINEがお母さんに来るネタには笑った。

『花の蘭平』『茶壺』は流しちゃったな...。開演前にあれだけしつこく注意しているのに前に座ってたお客さんの携帯鳴り出しちゃうし。

↓2階席中段・左端ブロック(花道上)で余り良いポジションじゃなかったのもテンションがいまいち上がらなかった要因。
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by hatcho_bori | 2020-01-15 20:24 | 演劇株主優待 | Trackback | Comments(0)

今年の初歌舞伎@壽 初春大歌舞伎(夜の部)

今年初歌舞伎は歌舞伎座・夜の部、松竹株主優待使って奥さんと。

昼夜どっちを一緒に行こうか一瞬悩んだけど夜の部は連獅子あるし、中村屋の世話物が女性ウケしそうだったので夜の部選んだのが正解。

最初の演目『義経腰越状 五斗三番叟』はひたすら眠かったが、『連獅子』で覚醒。去年十一月高麗屋連獅子と比べながら見物してた。やっぱり迫力あって満足。石橋を模した舞台の使い方とか高麗屋バージョンと違う澤瀉屋テイストを楽しむ。成田屋/中村屋バージョンも見てみたし。團子くんが成長していてびっくり。

キリは『鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)』。イワシ売りの猿源氏=勘九郎が傾城蛍火=七之助に一目惚れ。相手は大名道具の傾城でイワシ売りでは相手にされぬと大名に化けて蛍火に近付く猿源氏。案の定、芝居であることは露見して...と言う喜劇だけど原作は何と三島由紀夫。

三島作品なればこその複雑な展開があるかと思いきや超ド直球・解説不要の爽やか楽しい狂言で今年初笑い@歌舞伎座。

筋書見ると、ずっとお父さん=勘三郎丈=猿源氏+玉三郎でやってきた演目なんだね。歌舞伎は続いていく。今年も来年も。
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by hatcho_bori | 2020-01-14 21:55 | 演劇株主優待 | Trackback | Comments(0)

新作、今度は白雪姫@十二月大歌舞伎(夜の部)

今年の歌舞伎見物、大トリは新作歌舞伎『本朝白雪姫譚話』。夜の部で〆。

あ、その前の『神霊矢口渡』も良かった。一幕物だけど廻り舞台を使って六郷川の奥行きを見せる歌舞伎では珍しい設え。憎たらしい渡し守トンベエ=尾上松緑と娘=梅枝が良い。

白雪姫は鏡よ鏡の意地悪お妃母さん役・児太郎と玉三郎白雪姫の息がピッタリ、グリムの世界が歌舞伎座に。これも「歌舞伎への翻訳」。鏡の精・梅枝と児太郎の掛け合いもいいんだけど、琴三味線胡弓を効果的に使った音楽も良かったな。え?モーツァルト『魔笛』だったの?(byイヤホンガイド)

ラスト大団円はクリスマスらしい演出、良い形で今年の歌舞伎見物締めくくり。来月は6ステージあるので体調整えて?
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by hatcho_bori | 2019-12-24 06:48 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)

新作歌舞伎 風の谷のナウシカ(夜の部)

夜の部見物。当日は撮影が入ってて桟敷席の一部にカメラが置かれていた。

昼夜通し狂言のお約束で所作事入れたり、最後の対決シーンは演舞&連獅子風毛振りがあったりと夜の部も歌舞伎的演出はたっぷりで、昼の部同様場面がくるくる転換するので飽きさせない、と言うか観ていて「忙しい」感覚はあって寝てる暇は無いよ。

こう言う新作は勿論なんだけど、能や人形浄瑠璃ベースの歌舞伎も原作を歌舞伎的に「翻訳」している点は同じ。これだけ数こなして漸くそのパターンが認識出来て来て、その流れに身をまかせる・委ねる心地よさが分かってきた気がする。

菊之助ナウシカ、七之助クシャナ以外だとユパ松也かなあ、やっぱり今回は。こう言う老け役・どっしり系の役も良いと言うことは新春浅草・夜の部の大星由良之助が楽しみになっちゃう。
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by hatcho_bori | 2019-12-22 09:50 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)

新作歌舞伎 風の谷のナウシカ(昼の部)

行ってきました、風の谷のナウシカ、昼の部。昼夜通し狂言だけど流石にぶっ続けはキツイので別々の日で見物することに。

恥ずかしながら、ナウシカ、原作コミックは勿論のこと、映画の方も未見で全く内容知りません...。一応、いつも通り事前に筋書買って予習、人物相関図など頭に入れて臨む。

従いまして、映画の世界観がどうとか原作コミックの内容が反映されてるかとかは皆目分からないのだけれど、私的感想としては見事なまでに歌舞伎になってたのは少々驚き。

歌舞伎にはもともと浮世離れした話・超常的な話が多いから、こういうファンタジーを描くのに向いてる演劇なんだろうなあとか思いつつ観てた。

また、一般的な歌舞伎に比べて場面転換が多いのも新鮮、飽きさせない。昼の部だけで十八場。

昼の部はナウシカ=菊之助+クシャナ=七之助中心だけど、松也のユパ・右近アスベルの迫力の本水立ち回りなんかもあったけどまだまだ「序章感」。夜の部はどうなんだろう。

歌舞伎座に比べると流石に若いお客さん多し。松竹の戦略ピタリと言うところ?「オグリ」は演舞場二ヶ月公演だったけど、この売れ行き・かつ昼夜通し狂言を考えるとナウシカも二ヶ月公演でも良かった位かな。

二年前の菊之助企画「マハーバーラタ」も良かったし古典は勿論素晴らしいんだけど新作も良いなと思った一日。
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by hatcho_bori | 2019-12-16 07:52 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)

久々に歌舞伎座一階「とちり」に近いところで十二月大歌舞伎昼の部(Aプロ)

十二月の大歌舞伎は昼の部、阿古屋が玉三郎=Aプロ、梅枝・児太郎=Bプロで去年梅枝バージョンは観ていたので今年はAプロ玉三郎で。

松竹優待はBプロのみの設定だったので優待は夜の部で使用・昼の部はWeb松竹購入、久々の一階席。「とちり」のちょっと後ろ位の通路側良席。こういうポジションも良いね。

一幕目、「たぬき」は中車起用の喜劇タッチ世話物。そう言えば去年の十二月も中車・松緑の「あんまと泥棒」→阿古屋だった。中車はいつもの通り楽しいお役なんだけど今回の昼の部Aプロは彦三郎が大活躍!この演目では幇間、阿古屋では生締捌き役の重忠で目立ってましたよ。

二幕目「村松風二人汐汲(むらのまつかぜににんしおくみ)」児太郎、梅枝の花形所作事を挟んで「阿古屋」。

玉三郎阿古屋、いつまで観れるのかな、で当然の満席。琴三味線胡弓の三連続演奏も良かったが彦三郎重忠・松緑岩永の裁きコンビも良くてラスト絵面は決まりすぎで御座います。

十二ヶ月インターバルでまた阿古屋って本当は無いんだろうけど、この演目・次代への継承がそれだけ大きな意味を持ってるって事なんだろうなあと思いながら見物してた。途中、演奏=「琴責め」に入ってからはイヤホンガイド外して聴き惚れた至福の時間。
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by hatcho_bori | 2019-12-14 21:50 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)

吉例 顔見世大歌舞伎(夜の部)

松竹の優待で二席。今月はオグリ@新橋演舞場→歌舞伎座昼の部(先月分の歌舞伎座優待が台風で中止になり今月に振替)→今回で三週連続奥さんと歌舞伎見物ですよ。

『鬼一法眼三略巻 菊畑(きいちほうげんさんりゃくのまき きくばたけ)』は昨年の五月に続き二回目見物なんだけど全く印象・記憶無し笑。

源氏復活の鍵を握る兵法書「虎の巻」を手に入れんとする牛若丸を中村梅丸改め中村莟玉(かんぎょく)。梅丸丈、私が歌舞伎を見始めた二年前は歌舞伎座出演はほぼ無かったんだけど浅草・花形歌舞伎の可憐な女形が印象に残っていて気にはなってた。

来年正月の演舞場で今度は海老蔵と共演、大出世。

お次はお楽しみの『連獅子』。幸四郎・染五郎親子共演。染五郎丈、見る度にらしくなって行く。もう「子獅子」じゃないような。気振り後の着地、ちょっとズレてた?まあご愛嬌、と言うことで。莟玉くん然りで役者の成長・出世を見守る親戚のおっちゃん気分、と。

切りは『一松小僧の女』、池波正太郎作。昭和52年以来2回目の上演、ほぼ一期一会。お転婆・男勝りの大店娘・時蔵が「女」になって行く過程を楽しく。

隣の奥方も連獅子以降は覚醒、楽しんでもらえたようで。イヤホンガイドは勿論、豆知識を幕間に囁いて理解を深めてもらってます?ずっと一緒に楽しめると良いな。
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by hatcho_bori | 2019-11-19 19:24 | 演劇株主優待 | Trackback | Comments(0)

あ〜笑った@吉例 顔見世大歌舞伎(昼の部)

先月、歌舞伎座優待で頂いていた夜の部が台風の影響で中止、今月に振り替え。今月昼の部はやはり歌舞伎座の優待で一席予約していたので振り替え分は奥方に差し上げる。

舞踊の「関三奴」を挟んで「砥辰の討たれ」「梅雨小袖昔八丈 髪結新三」と言う筋書読んだだけでワクワクしてくる楽しそうな演目二つ。

「とぎたつ」は仇討ものなんだけどこりゃほぼコント。研師から士分に取り立てられた辰次はお追従上手な一方で同僚侍を小馬鹿にしている嫌われ者。

その態度を家老から皆の面前で咎められ侮辱されたと逆恨みしてその家老を騙し討ち、当然仇討ちで家老の息子二人から追われる辰次。対面はかなぐり捨てただただ逃げ回り捕まったら命乞いと言うスーパー三枚目を幸四郎丈が好演。

歌舞伎でこんなに笑ったのは久しぶり。

「髪結新三(しんざ)」は、音羽屋家の芸。河竹黙阿弥の台詞回しは耳に心地よいミュージック。

小悪党・新三=菊五郎は出入りの大店の一人娘お熊と手代の恋仲を利用してお熊を拐かし、身代金を要求、困った大店側は町の親分に仲介を求めるもアコギな新三に追い返され、そこで新三の住む長屋の因業家主=左團次登場。

家主は大店から引き出した身代金を半分自分の懐へ。了見しない新三と家主のやりとりはこれまた絶妙・抱腹絶倒。やっぱり世話物が好き。

一緒に観劇した奥方からも「今回は面白かった。途中眠くならなかった。菊五郎さん、色気がある」とのお褒めの言葉?を頂く。奥方の理解を取り付けるのも重要なミッション。
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by hatcho_bori | 2019-11-10 08:31 | 演劇株主優待 | Trackback | Comments(0)